鋳物のリバースエンジニアリング4

前回、測定データをFreeformを使用してきれいなデータに修正しました。

鋳物の場合、修正しなくても鋳肌がいい感じですよね。

でも今回はせっかくきれいに整えたのできれいなデータを作成します!

6222こちらが整えたデータです。

FreeFormではこの状態のことをクレイと呼びます。

知っている方も多いと思いますが、本物の粘土のように盛ったり

削ったりできます!

 

すごい!

すごすぎる!

 

で、気が済むまでいじってきれいになったら工業用のCADでも

操作できるように面データ(ソリッド)に変換します。

6223こちらがソリッド化されたデータです。

色が変わっただけじゃないかという声が聞こえてきそうですが、

大きく異なる重要な箇所があるんです!

 

急須の2か所ある開口部をご覧ください!

カドがでてます!ピン角です!

 

クレイの画像を見て頂くと一目瞭然ですよね。

角が丸いんです。簡単に言いますとクレイのデータはボクセルといって

丸い粒が集まって形を作っている状態なので角がでないんです。

 

本当に簡単で申し訳ありません。。。

 

次回は面データでも種類があるので、それについて書きたいと思います。

 

 

加藤でした。

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