GoProに学ぶ

社内の商品開発 にてGoProを題材に勉強会を開きました。

 

GoProとはアメリカのベンチャー企業が開発した
ウェアラブルカメラ(アクションカメラ)と言われる動画、静止画が撮れる
ビデオカメラのブランドである。

 

 

最近TVを観ていると芸人さんがヘルメットなどに付けているのを

よく見かけます。

 

 

手のひらサイズのビデオカメラで下の画像でもあるように

いろいろな取り付けパーツが出ていて使っていてすごく楽しい商品です。

50

210

30

 

GoProの販売台数が発表されており

出荷台数

11年114万台
12年231万台
13年384万台
14年400万台超?

台数ベースでは日本メーカーを抜いてビデオカメラ市場で

トップに躍り出ました!!

 

 

 

社内の商品開発では「なぜ日本のメーカーが最初に開発できなかったのか」

という内容で開発ストーリー、GoProの機能、日本企業の開発事情等を調べ

GoProに学びました!!

 

 

 

 

開発ストーリー

ゴープロ社の創業当初
・02年防水ケースに入ったレンズ付きフィルムカメラを腕に固定するバンドを作って売っていた。

サーフィンが大好きで、サーフィンのすごい映像を撮影できるカメラが欲しいという特別な情熱を持ち続けた。

 

 

◎GoProの仕様

・レンズは170度の固定レンズでズームができない。
・撮影時に撮った映像を確認するモニターが付いていない
(別売りで可能)
・ブレ防止機能なし

すでに存在するビデオカメラの性能からみると

特に特別な技術を使っているわけではなく

逆に劣っているとさえ感じてしまう。 なのになぜ受け入れられたのか?

 

 

日本製品の特徴

・技術力は高いが無駄な機能や使わない機能が多すぎる!!

 

 

 

 

サーフィンを撮るための新しいカメラを考えるとき、

何もない所から必要な機能だけを足していくことになる。

ユーザーが使うかどうかわからない機能もとりあえず入れておこう

ということにはならない。

 

余計な機能がついていないことが新しいコンセプトを際立たせる!!

 

 

 

 

 

 

「ビデオカメラ市場は縮小傾向」

スマートフォンが普及したからか?

動画撮影するという基本的なニーズが無くなったからか?

それどころか、人々は以前にも増して気軽に動画を撮影し、

インターネットの動画共有サイトに投稿して楽しむようになっている。

 

 

簡単に書いてみましたが上記のような内容で開発メンバーで話し合いました。

 

 

 

GoProに学びいろいろな発見がありました。

GoProが成功したことで

物がありふれている時代でも勝機はあるし

成熟している市場にも新しい商品の可能性もあると考えさせられました。

 

 

 

商品開発は簡単ではありません。

物を使う顧客の基本的なニーズに立ち戻り、

それをもう一度徹底的に分析し、顧客の行動を先入観を捨てて観察。

顧客の諦めていることを理解することがとても大事だと考えさせられました!

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